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彦根市T様邸基礎工事が終わりました!~最近の木造住宅は100%に近いベタ基礎~

2018年12月19日(水)

先月に無事地鎮祭を終えたT様邸。
本日は建物の土台となる部分「基礎工事」が終わりました!
地縄を張り、基礎の形に合わせて地面を掘り、底に割栗石(地盤をつなぐための砕石)などを敷きコンクリートを打っていきます。
基礎には逆T字型のコンクリートを打つ「布基礎」や地盤全体にコンクリートを打つ「ベタ基礎」があります。
最近の木造住宅のほぼ100%に近いぐらいベタ基礎と呼ばれる基礎になりました。
T様邸ももちろんベタ基礎工事を行いました。

何か始める時に”基礎が大事”とよく言われますが、それは家づくりも同じです。
なぜかというと、基礎は建物全てを支えると土台であり、その土台がしっかりしてこそ家が傾かず、丈夫で長持ちするからです。

建物の底一面を鉄筋コンクリートの基礎で支えます。
安定性が高く、地震の揺れや不同沈下にも強い造りになっています。
ベタ基礎にすると、地面から上がってくる湿気やシロアリを防ぐこともできるので建物の品質を長く保つことができます。
基礎工事の工程を少し紹介していきたいと思います。(写真は例です)

①地縄を張る

まずは建物が土地の中のどの部分に建つのかがわかるように縄やロープで印を付けます。

②根切りをする

基礎を入れるために重機で基礎の底となる高さまで土を掘ります。

③砕石を入れる

「砕石」と呼ばれる細かく砕いた石を敷地内全体に敷き、地面を転圧して地盤を固めます。

④防湿シートを敷き、捨てコンクリートを流す。

そのうえに「防湿シート」を敷き、建物を建築する位置を間違えないように印を付けるためのコンクリートを流します。
コンクリートが乾いた後、墨出し(基準線を引く作業)を行います。

⑤鉄筋を組む(配筋)

建物を建てる位置が決まったところで、鉄筋を組みます。

⑥外周の型枠を組み、ベース部分のコンクリートを打設

基礎の外周にコンクリートが漏れないように型枠を組み、ベース部分のコンクリートを打設します。

⑦基礎部分の型枠を組、基礎内部のコンクリートを打設

ベース部分のコンクリートが乾いたら、内部の立ち上がり部分の型枠を組み、コンクリートを打設します。

⑧型枠を外し、雑コン・仕上げ

コンクリートの強度が出るまで養生したら、型枠を外します。
その後、仕上げ作業として勝手口や土間・給湯器置き場などコンクリートを打設したり、不要なコンクリートを除去したりといった作業を行います。

⑨基礎の完成

こうして基礎が完成します!
地縄を張ってから基礎ができるまでは通常1ヶ月半ほどかかります。

T様邸基礎工事が無事終わりましたので次の工程に進みます!
次は大工さんがよく腰にくるっっ!と言われる「土台伏せ」です。

 

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